【誠二】
「明も……」

 促され、再びおずおずと手を伸ばし、膨れ上がった誠二のソコに絡ませる。

【明】
「んっ……」

 誠二の見慣れた指がゆるゆると形に添って動き、俺のを刺激し始めた。

 先から出てしまった液を俺がさっきしたように自分の手になじませると、優しい愛撫を送ってくる。

【明】
「んぅっ……、はぁっ」

 先っぽに指を入れられ、急な刺激にみっともなく上半身が揺らぐ。

【明】
「っん……!」

【誠二】
「明……、俺のもちゃんと……、して」

 そう言って腰を動かし俺の手に自分のを押し付けてくるが、誠二の手は休まず俺に刺激を与え続ける。

【誠二】
「はぁっ……、あっ………はっ」

 手の中で熱くなった誠二のがどんどん膨れていく。シュッシュッとしごくたびに透明な液が少しずつ飛んでいき、いやらしさを倍増させる。

【明】
「んっ! あっ……!」

 普段触られる事のない先端をぐりぐりと刺激され、痛いぐらいの愛撫に思わず腰を引っ込めようとするが、ソコを強く握られ逃げられない。

【明】
「あっ、んぅ……! 誠二…………っ」

【誠二】
「明、……もっと強くしていい?」

 首を横に振るが、熱を帯び、硬くなった俺のを握る誠二の手が徐々に強くなっていく。

【明】
「ぁっ……! んっ……、いたっ……ぃ」

 ぎゅっと硬く腫れたソコをきつく握られると、痛くて気が遠くなりそうな感覚に襲われる。

 誠二にもしてやろうと思うのに、思うように手に力が入らず、ゆるゆると愛撫する結果になってしまい逆効果だ。

【誠二】
「じらしてるの……?」

 息を荒くしながら、誠二がそう問いかけてくる。

【明】
「ち、ちが……う……! 力……入らない……んだ」

 再び手に力を入れようとするが、誠二の愛撫によってまた邪魔されてしまう。

【明】
「だ……めだって……っ、誠二……っ」

【誠二】
「いいよ、じゃあ明から先にいって………」

 途端、荒々しくしごかれ、反発の言葉も出ないままされるがままになってしまう。

【明】
「あ、んっぅ! ……はぁっ……はぁっ……!」

 鈍い快感が下のほうからこみ上げてくるのがわかる。徐々に鳥肌が立ってきて、その時が近いことを体が、知らせてくる。

【明】
「んっ……、誠二……っ、い、いき……そう……っ」