【男F】
「はぁ…、そろそろ後ろ……、いいか」
ずるりと俺の口を占領していたモノが抜かれ、思わず顔を上げる。
【男F】
「何だ、もっと咥えてたかったか?」
【明】
「……誰が……そんな物」
はき捨てるようにいった俺の顔を、容赦なく膝で蹴られる。
【明】
「ぐっ…!!」
どこかの歯が脆く折れ、口の中に血が一気に溢れた。
【男F】
「やっぱり、その口塞いだ方がよさそうだな。あ?」
【明】
「んぅ……!!」
痛いというまもなく、そのまま別の奴のが押し込まれ、むせそうになる。
激しい口の中の痛みと、喉まで突かれるその苦しさに意識が遠のきかける。
【男F】
「昨日肝心なとこ撮れなかったからな、オイ、誰か撮っとけよ」
瞬間さっき自分が咥えていたソレが、俺の後ろにあてがわれビクンッと体が飛び跳ねた。
恐怖心、まだそんなものが残っていたのかと、顔が引きつる。
【男B】
「準備いいぜ、本番いこーか」
携帯をこっちに向けながら、仲間の一人がそういったのが聞こえた。
【男F】
「あ、ソレもう映ってんのか?」
【男B】
「もう撮ってるから早く犯れって」
【男F】
「わーってるって。ホラ、尻突き出せよ」
ぐっと腰を持っていかれ、足が自然と開きあられもない格好になる。
【男F】
「ホラ、今からお前の好きなモノ挿れてやるからな……」
無意識に首を狂ったように振るが、両手できつく頭を押さえられると、身じろぎすらできなくなる。
【男F】
「いくぜ……」
瞬間、目を瞑る。
【明】
「んぐ……!!」
ミチミチと裂けるような痛みが走った。
【明】
「んぅっ!! んんんっ!!」
ゆっくりと俺の肉を裂き、太く硬いモノが体へめり込んでいく。全身が裂けてしまいそうなほどの痛みに、体が勝手によじれる。
【男F】
「きっつ……、すげっ…」
俺の痛みなど微塵も気にせず、凶器のようなソレを俺の中へと押し進める。
【明】
「んうっ……、んーっ…」
動くと余計激痛が走るのに、動かずにはいられない。逃げようとせずにはいられないのに押し戻されて、またじりじりと中へ進入される。
【男F】
「はぁ…、マジで…、すげぇ…締め付け」
【男A】
「オイ、後で代われよー」
口を犯している奴が、たまらない様子で腰を振りながらいう。
【男F】
「ああ、わーってるっ…て」
【明】
「ん…、んぅ…」
抵抗する力も、どうにかしようと思う気持ちも、後から後から押し寄せる強烈な痛みによって急激に奪われていく。
【男F】
「はぁ……、奥まで挿れて…やるからな」
腰を引く間もなく、奥まで突き入れられ目の前が一瞬飛んだ。
【明】
「んぐっ…!!」
目から一気に涙が溢れた。
痛い! 痛い! 痛い!!
言葉を発することさえできず、激痛からも逃れることもできず、ただ体中が悲鳴をあげていた。
どうしてこんなことになってしまったのか、それしかもう頭の中になかった。涙がぽたぽたと地面に落ちる。
【男F】
「はぁ…、いいぜ…、お前のア○ル…」
容赦なく男のモノが動き始め、俺の肉を傷つける。力なく、ただされるがままに動かされ、弄ばれる。
【明】
「ん……、んぅ……、ん」
俺のを触っていた手が、痛みを紡ぎだす腰の動きにあわせて、早くなっていく。
激痛で萎えていたものが、また徐々に膨らんでいく感覚に、どうしてなのかわからず涙がこぼれる。
【男F】
「ちゃんと…、はぁ、お前のチ○コも、大きくなってきてるな…」
【明】
「ん、んぐ……んぅ……」
【男F】
「俺ので…、はぁ、…いかせてやる…、おい…、離せよ」
【男D】
「おいおい、マジかよ。んなんでイク奴いんのかよ」
【男F】
「大丈…夫だって……、はぁ、コイツ、マジ…、変態だからよ……」
その言葉に怒りも沸かなかった。ただこんな事をされて反応してしまっている自分の体に、嫌悪感で吐きそうになる。
ぴくぴくと震える俺のソコを触っていた手が、離れた。
【男F】
「お前がいくまで……、はぁ、可愛がってやる…よ」
緩やかだった動きが徐々に早く強くなる。
【明】
「んぅ、んっ、ん…!」
がくがくと揺れる視界が、とめどなく溢れる涙で歪む。肉を擦られるたびに、自分が失われていく、そんな気がした。
【男A】
「ホラ…、舌…もっと動かせよ、はぁ…」
言われて舌を汚いソレに絡め、唾液を含めながらくわえ込む。
もう何も考えていなかった。ただ、早く終わって欲しい。それだけを思いながら、一生懸命またくわえ込む。
【男A】
「くっ…、はぁ…、いいオナホールだな…、コレ…」
【男E】
「俺らにも順番回せよな」
あぶれた奴らが、文句を言いながらも携帯で写真やムービーを撮り続ける。
男のモノを口いっぱいに膨らませた俺の顔も、みっともなく痛いほどに勃ってしまっているソコも、突き入れられている後ろも。
【男A】
「……う、はあ…、くっそ、いき…そう…」
口の中を占領していたモノが気持ち悪い程に膨れ上がり、びくんびくんと脈打ち最後が近いことを知らせる。
男の腰の動きも激しくなり、頭ががくがくと揺れ口の中に苦い液を噴射してくる。
【明】
「ん、…んうっ! んっ…!」
あごが壊れるかと思うほどの勢いに、頭が知らず知らずのうちに後ろへずれていく。
【男A】
「くっ、…ちゃんと、しゃぶってろ…!」
思いっきり喉を突かれ、息ができなくなりむせそうになる。
【明】
「んぐっ! んぅっ…!」
乱暴に口の中を出入りするソレに、懸命に舌を絡ませ無理やり咥えこむ。
【男A】
「はぁ、あぁっ、…口に…、出すぞ…くっ…!!」
瞬間、びゅくびゅくとすごい勢いの液体が口の中を満たし、あふれた液が口の端からこぼれ落ちた。