画面サイズとドット数とスケーリング


画面は「ドット」と呼ばれる粒によって描画されています。
敷き詰めたドットの一部の色を変えると、字や絵に見えたりします。
画面には実際の大きさがあります。「○○インチ」などと記載されます。

大きさが同じでドットの数量が大きい画面は、ドット1粒のサイズが小さいということになります。
▼同じ大きさで8×8ドットの画面と16×16ドットの画面
▼ありがちなノートパソコン各種の画面サイズとドット数で、badegg(1280×720ドット)を表示した場合の模式図
13インチで1366×768ドットの画面
13インチで1920×1080ドットの画面
15インチで1920×1080ドットの画面
17インチで1920×1080ドットの画面
13.5インチで3000×2000ドットの画面
17インチで3840×2160ドットの画面


同じサイズの画面でドットの大きさが半分になると、絵の(見た目の)大きさも半分になります。
ちなみに同じ大きさの画面でドットの大きさが半分になると、ドットの数は横2倍×縦2倍で計4倍になります。「高解像度になる」なんて言ったりすることがあります。

本来ドット1粒のところを縦横n粒使えば大きく表示することができます。
▼8×8の画像を2倍(1ドットを縦2ドット×横2ドット)に拡大して16×16の画面に表示した状態
▼本来1280×720ドットの画像を、2倍の2560×1440ドットで表示。
PCの機種や環境によっては、このように本来より大きく表示する機能が備わっている場合があります。
このような処理を「スケーリング」などと呼んだりするようです。


スケーリングがきちんと作動しないことがあります。
この例では、ウインドウサイズがそのままでbadeggが150%に拡大されています。
この状態でフルスクリーン表示にすると、このようになります。
一度こうなってしまうとおかしな表示状態が記録されてしまうため、badeggを起動し直すだけでは解消しません。
キー操作[Alt]+[F4]で一旦badeggを強制終了し、
スケーリング設定の解除
コマンドライン起動
を行なってください。

解決できない場合は「画面の縦横比」もご覧ください。